変動金利で借りた人へ。金利が上がっている今、本当にやるべきことは何か
- 翼 伊波
- 7月14日
- 読了時間: 3分

「変動金利で借りたんですが、最近の金利上昇が心配で」
こういう相談、最近増えています。気持ちはすごくわかります。長らく超低金利が続いていたのに、ここ数年で状況がかなり変わってきましたからね。。。
今、何が起きているのか
2024年にマイナス金利政策が解除されて以降、日銀は段階的に政策金利を引き上げてきました。2026年6月時点では政策金利が1.0%程度となっていて、約31年ぶりの水準になっています。
これを受けて、各金融機関も2026年春に変動金利を引き上げています。とはいえ現時点での変動金利は1%台前後が中心で、固定金利(フラット35)の3%台とはまだ大きな差があります。
「じゃあ今すぐ固定に切り替えた方がいいの?」と思う方も多いと思いますが、ここは少し冷静に考えてみてほしいんです。
固定に切り替えれば安心、とは一概に言えない
変動から固定に切り替えると、毎月の返済額が増えるケースがほとんどです。現時点での変動と固定の金利差は2%以上あります。この差を埋めるには、今後さらに何度も追加利上げが続いて、政策金利が3%を超えるような水準が長期間続く必要があります。
それが起きないとは言えませんが、日銀は経済状況を見ながら慎重に動いているので、急激な利上げが続くシナリオはそれほど現実的ではないという見方が多いです。
「不安だから固定に」という気持ちはわかりますが、今の金利差を考えると固定への切り替えが必ずしも得とは言えない場面も多いです。
じゃあ、何もしなくていいの?
何もしなくていいかというと、そうとも言えません。大事なのは「自分の状況を把握すること」です。
まず確認してほしいのが、今の返済額に余裕があるかどうかです。金利がさらに上がった場合、毎月の返済額がどのくらい増えるか試算してみてください。借入残高が多いほど、金利の影響は大きくなります。
次に、繰り上げ返済の余力があるかどうかです。手元に余剰資金があるなら、繰り上げ返済で元本を減らしておくことで、金利上昇の影響をやわらげることができます。
そして、ライフプランとの兼ね合いも大事です。子どもの教育費がこれからかかる、近いうちに車の買い替えがある、など支出が増えるタイミングが見えているなら、返済に余裕を持たせておく必要があります。
「売却」という選択肢が頭をよぎる方へ
金利上昇をきっかけに「今の家を売って住み替えようか」と考え始める方も出てきています。
実はこれ、タイミングによっては悪くない判断です。今の東京の不動産市場は、エリアによってはまだ価格が高い水準にあります。金利上昇が続くと買い手側のローン審査が厳しくなり、市場全体に影響が出てくる可能性もある。「売るなら早い方がいい」という判断も、ケースによってはあり得ます。
ただ、これも一概には言えません。次にどこに住むか、売却後の資金をどう使うか、によって判断は変わってきます。
結論、焦らなくていいけど「確認」はしておこう
変動金利だからといって今すぐ何かしなければいけないわけではありません。ただ「なんとなく大丈夫だろう」のまま放置するのも、あまりおすすめしません。
自分の借入状況、返済の余裕、今後のライフプランを一度ちゃんと整理しておくと、不安がかなり減ります。「うちの場合はどうなんだろう」と気になる方は、公式LINEからお気軽に相談してみてください。不動産のプロとして、一緒に状況を整理するお手伝いをします。




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